「自炊がこんなにめんどくさいと思わなかった」
「たった1人分のご飯を作るだけなのにやることが多すぎて、ウンザリ」
そう思ったことがありませんか?
献立を考えて、買い物に行き、食材を買い、家に持ち帰り、下ごしらえをして、調理して、盛り付けて、食べ終えたら、汚れた鍋や食器を洗い、拭いて、片付ける・・・自炊の一連の作業はこんなに長いのです。
こうした自炊の手間を少しでも減らしたいと思っているなら、この記事を読めばヒントが見つかります!
筆者は一人暮らし歴20年。「無理なく自炊を続けるには、手間を省く工夫が必要」と試行錯誤した結果、狭いキッチンでも効率的な自炊生活を送れるようになりました。
めんどくさい自炊の手間を減らすコツを以下に解説します!
献立のラクな決め方

献立を考えるのは楽しい面もありますが、毎日となると億劫になるもの。出来合いのお惣菜をスッと選ぶのとは違って、細かい条件を勘案してアレコレ悩んでしまいます。
そんな方は、下記の優先順位で考えるとラクに決められるはずです。
- 冷蔵庫の余り食材は何か?
- 食べたい味のジャンルは和・洋・中のどれか?
- 合わせたい食材は?
- 献立決定
ポイントは2です。いきなり「何を作るか」だと献立の選択肢が多すぎるのです。「食べたい味のジャンル」を挟むと選択肢が絞られるため、決まりやすくなります。
例えば、
- 冷蔵庫にキャベツが残っている
- あっさりした中華風の味が食べたい気分
- シーフードミックスが合いそう
- キャベツとシーフードの中華風塩炒め に決定
という感じ。気分を反映するので満足度も高まります。
下ごしらえはまとめて行う

食事を作る時、普通は食材を切るところから始めますよね。
しかし「食材を切る」という作業は、必ずしもその都度行う必要はありません。時間に余裕のある休日や、買ってきてすぐの時に、まとめて準備しておけばいいのです。例えばキャベツはざく切りと千切りにしてポリ袋に入れておけば、作る時は袋から取り出すだけ。ニンニクやネギもあらかじめ多めに刻んで容器に入れておけば、少量のみじん切りをいちいち繰り返さなくて済みます。
下ごしらえの工程をまとめて済ませておけば、料理を作るのが格段に楽になります。キッチンが散らからないのでスペースを広く使えますし、余裕を持って作ることができます。
洗い物を減らす

食べ終わったと思ったら、油ギトギトの洗い物が待っている…。一人暮らしのキッチンはシンクも狭いし食洗機もないのが普通ですから、少しでも労力を減らしたいですよね。
洗い物を減らすポイントは下記2点です。
- 包丁とまな板を使わない
- 1つの道具をうまく使い回す
包丁とまな板は、切る食材が変わる度に洗い直すので、とても手間がかかります。あまり使わないようにするには、キッチンバサミやスライサーを使う、お肉など柔らかいものは手でちぎる、時間のある時にまとめてカットしておく、などの方法が有効です。
また、調理に使うボウルや計量カップなどは、きれいな食材や乾いた食材から順番に使うと汚れないので、同じ器具を使い回すことができます。順番に気を付けるだけで、洗い物の数を大幅に減らせます。
料理しない日を作る

家で食べたいけど、料理する元気はあまりない…。そんな時に無理しないことも、自炊を続けるコツです。
冷凍食品やレトルト食品だけで完結する献立を決めておくと役立ちます。最近ではレトルトもレンジ対応しているので、お湯を沸かす必要すらありません。例えば
- 冷凍うどん+レトルトカレー
- パックご飯+レトルト牛丼
- 冷凍ピラフ+冷凍ハンバーグ
買い物に行けない日、どうしてもやる気が出ない日に、家にこうしたストック食品があれば安心です。外食やコンビニ利用とは別に「温めるだけの自炊」という選択肢を持つことで、弾力的に手間を調整しながら無理なく自炊を続けることができます。
まとめ:自炊の手間はこうして減らす
自炊の手間を減らすコツについて4点ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
- 献立に悩まない
- 下ごしらえをまとめて行う
- 洗い物を減らす
- 料理しない日を作る
自炊には多くのプロセスがあります。1つ1つの作業を分解して組み直すことで、ぐんと効率化できます。手間を少しでも減らして、自炊を無理なく続けるためのヒントになれば幸いです。
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